空き家の実家を放っておくと、1年でいくらかかりますか
公開日:2026年11月2日
相続した実家を空き家のまま置いておくと、住んでいなくても毎年お金が出ていきます。この記事では、何にいくらかかるのか、税金の特例が外れる場合の注意とあわせて整理します。
毎年かかるお金の内訳
代表的なのは、次の4つです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 固定資産税と都市計画税 | 納付書が毎年届きます |
| 光熱費の基本料金 | 水道や電気を止めていなければ、使っていなくても基本料金がかかります |
| 火災保険料 | 空き家でも火災や倒壊の備えは必要です |
| 管理の手間と費用 | 草刈りや換気、郵便物の確認などを業者に頼む場合は、その費用がかかります |
マンションの場合は、管理費と修繕積立金が毎月かかります。
税金が増える場合があります
土地の固定資産税には、住宅が建っている土地の課税標準を小さくする特例があります。小規模な住宅用地では、課税標準が6分の1になります。
ただし、管理が行き届いていない空き家として自治体から「管理不全空家等」や「特定空家等」に指定され、勧告を受けると、この特例の対象から外れます。課税標準が上がるため税額も増えますが、負担調整という仕組みがあるため、実際の税額が一度に6倍になるわけではありません。
何年置くと、いくらになりますか
毎年の金額は小さく見えても、5年、10年と重なると大きな差になります。無料の道具「実家じまい期限チェッカー」には、放置コスト計算機があります。納付書の数字を入れるだけで、1年、5年、10年の合計が分かります。特例が外れた場合の上限の目安も、あわせて出せます。
数字を見てから、片付けるか、売るか、持ち続けるかを決める順番がおすすめです。この記事の金額は目安であり、税額の最終的な確認は税理士などの専門家にご相談ください。