相続税の申告期限と基礎控除
公開日:2026年11月2日
実家を相続したとき、相続税がかかるかどうかは、財産の合計と基礎控除の比較で決まります。この記事では、申告の期限と基礎控除の計算を整理します。
申告と納付の期限は10ヶ月
相続税の申告と納付の期限は、相続の開始を知った日の翌日から10ヶ月以内です。申告先は、亡くなった方の最後の住所地を担当する税務署です。
期限を過ぎると、延滞税などがかかる場合があります。財産の把握に時間がかかる場合は、早めに準備を始めることが大切です。
基礎控除の計算
相続税には、基礎控除があります。計算式は、次のとおりです。
基礎控除 = 3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数
たとえば、法定相続人が2人なら、基礎控除は4,200万円です。財産の合計が基礎控除以下であれば、相続税はかからず、申告も原則として不要です。
| 法定相続人の数 | 基礎控除 |
|---|---|
| 1人 | 3,600万円 |
| 2人 | 4,200万円 |
| 3人 | 4,800万円 |
実家の評価はどうなりますか
相続税の計算では、土地は路線価などを基に、建物は固定資産税評価額を基に評価します。売却の価格とは別の数字になるため、売れる金額と税金の評価は分けて考える必要があります。
小規模な宅地には、評価を下げる特例(小規模宅地等の特例)もあります。要件が細かいため、当てはまるかどうかは専門家への確認が必要です。
ほかの期限とあわせて確認する
相続には、相続税の申告以外にも期限があります。無料の道具「実家じまい期限チェッカー」では、相続税の期限に加えて、相続登記、相続放棄、準確定申告の期限もあわせて確認できます。
この記事は制度のあらましです。相続税がかかるかどうかの最終的な判断は、税理士などの専門家にご相談ください。