実家じまいの進め方。最初にやることの順番
公開日:2026年11月4日
この記事の要点
- 最初にやることは、5つの期限の確認です
- 片付けより先に、相続放棄・申告・相続登記の手続きを進めます
- 売る・貸す・解体の判断は、現状の査定を受けた後で大丈夫です
実家じまいは、「期限の確認」から始めるのが順番です。相続の手続きには、3ヶ月から3年の期限が複数あり、片付けや売却より先に押さえる必要があります。この記事では、全体の流れを6つの段階で整理します。
段階1:期限を確認する
最初に、5つの期限を確認します。相続放棄は3ヶ月、準確定申告は4ヶ月、相続税の申告は10ヶ月、相続登記は3年、相続空き家の特例には売却の期限があります。無料の実家じまい期限チェッカーで、日付を入れるだけで残りの日数が分かります。
段階2:相続人と財産を確定する
戸籍をたどって相続人を確定し、不動産、預金、借金の全体像を整理します。借金が多い場合は、期限内に相続放棄を検討します。遺言書があるかどうかも、この段階で確認します。
段階3:税金の申告を済ませる
準確定申告(4ヶ月)と相続税の申告(10ヶ月)を、期限内に済ませます。相続税は、基礎控除の範囲内なら申告自体が不要な場合があります。
段階4:相続登記をする
不動産の名義を相続人へ移します。必要な書類をそろえ、法務局に申請します。遺産分割がまとまらない場合は、相続人申告登記で申請の義務を果たす方法もあります。
段階5:片付けと、家をどうするか決める
形見と書類を分けてから片付けを進めます。あわせて、家を売るのか、貸すのか、解体するのかを決めます。片付ける前に現状のまま査定を受けると、残したまま売る選択肢も含めて比べられます。
段階6:売却や引き渡しを終える
仲介と買取を手取りと時間で比べて、契約、決済、引き渡しを行います。相続空き家の3,000万円特別控除を使う場合は、売却の期限内に終えることが条件です。
よくある質問
何から手をつければいいか分かりません
最初は期限の確認だけで十分です。過ぎると困る期限を先に押さえれば、あとは順番に進められます。相続放棄の3ヶ月だけは短いため、借金の有無の確認を急いでください。
片付けと手続きは、どちらが先ですか?
手続きが先です。とくに、相続放棄を考えている場合は、財産を処分すると放棄が認められなくなる場合があります。片付けは、形見と書類の仕分けから始めてください。
全部を自分でやる必要がありますか?
税金は税理士、登記は司法書士、売却は不動産会社と、分担できます。期限の管理だけは、家族の側で持っておくことが大切です。
この記事は全体の進め方を整理したものです。各段階の詳しい内容は、それぞれの読みものと無料の道具をご覧ください。